フィナステリドの副作用で女性化することも・・・

フィナステリドは男性の薄毛や抜け毛を予防して発毛を促す治療薬として非常に有効な治療薬ですが、当然薬なので副作用が付き物ですが、実はフィナステリドの副作用の一つに女性化するという副作用があるのをご存知でしょうか。

そもそもフィナステリドとは男性型脱毛症と呼ばれる男性ホルモンの過剰分泌によって引き起こされる薄毛や抜け毛の治療として使われる薬ですが、仕組みとしては男性ホルモンを作り出す5α還元酵素と呼ばれる物質の働きを抑制する働きがあります。
要するに男性ホルモンの分泌を抑制することで発毛を促すのですが、男性ホルモンの分泌を抑制することで男性の体内で女性ホルモンの働きが強まります。
すると女性化するという副作用が現れるのですが、この副作用についてはフィナステリドを発売しているメーカも把握している事実です。
実際のフィナステリドに添付されている文書にも副作用についての記載がありますが、その中の「その他」の項目欄に乳房圧痛と乳房肥大、抑うつ症状、めまいなどの記載がされています。
つまり、フィナステリドを服用することで乳房に痛みを感じるようになったり、乳房が大きくなる乳房肥大といった症状が現れることがあるということですが、中でも2~3年にわたり飲み続けている人に多く現れる副作用でもあるようです。

乳房肥大や乳房の痛みが副作用として現れたという報告は、フィナステリドを飲み始めて2~3年程度の人が多いのですが、そもそもフィナステリドは髪の毛の成長サイクルを正常にするものなので長く飲み続けなければ意味がありませんので当然と言えば当然です。
長く使用している方が副作用が現れることが多いということです。

また、もう一つ薬の服用を止めたことで乳房肥大が起こったという後遺症が起こるケースも多いようで、この後遺症のことをポストフィナステリド症候群と呼びます。
ポストフィナステリド症候群とはフィナステリドの服用を止めてから副作用が現れることで、現れる症状としては使用中の副作用と同じですが、服用を止めてから数週間から数か月、中には数年にわたり症状が続くこともある恐ろしい副作用です。

乳房肥大がみられたら服用方法を変えてみる

もしもフィナステリドを服用していて乳房肥大や胸が張る、乳房に痛みやしこりがある場合には服用方法を変えてみた方が良いかもしれません。
そもそも、フィナステリドの服用で上記のような副作用が現れる時期と言えば、使用開始から2~3年程度の期間は経過していると思いますので、確かに長く使用を続けなければならない薬ではありますが、長く使用しているのであれば薄毛や抜け毛に対してもかなり改善がみられる頃ではないでしょうか。
ですので、もしも乳房肥大などの副作用が現れた場合には服用方法を変えて、今までよりも服用している量を減らしたり、少しの期間だけ服用を控えるようにしてみてはいかがですか。

実際のところフィナステリドによる乳房肥大は明確な対処方法があるわけではないので、副作用を抑えるには使用を控えるしか対策がありません。
例えば毎日フィナステリドを服用していた方は2日に1回や3日に1回など、服用する量を減らしてみると良いでしょう。
そして、服用量を減らして症状の改善をするのか経過観察をしてみて、それでも改善されないようであれば、さらに服用量を減らすか、もしくは一時的に服用を控えてみてはどうでしょう。

もちろん、副作用が現れた時点で薄毛や抜け毛改善していて、さらにはフィナステリドの服用を控えても薄毛や抜け毛の症状が悪化しないようであれば、完全に服用を止めてしまうのも一つの対策として考えられますが、中には服用を止めることで副作用は治まっても、薄毛や抜け毛の症状は再び進行し始めるという場合もあるかと思います。
乳房肥大などの副作用が現れた場合には、フィナステリドの服用を止めることも対策として有効ですが、まずは担当医に相談をして話し合いながら対策をするようにしてください。

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